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 SR400 キャブレター OH 

 

 私のSR400は購入時からアフターバーン(エンジンブレーキ時にマフラーからパーンとなる)があり バイク初心者の私には理由がわからずずっと悩んでいました。はじめは、マフラーからパ−ンという音が鳴っていたのでマフラーが悪いと思っていました。

 しかし、ネットなどで調べていくとアフターバーンとはキャブ(キャブレター)から空気とガソリンが混ざる時にガソリンが薄いときになるということがわかりました。

  その原因を調べていくと大抵の場合は、エアクリーナーとマフラーをノーマルから社外品に交換した時に空気の量が増えてアフターバーンが起こることがわかりました。その上、ガソリンが薄い状態はエンジンにとても悪くエンジンが焼きついてしまうこともわかりました。

  そこでキャブ(キャブレター)のOH(オーバーホール)とキャブのセッティングをすることにしました。

  まず、このページではキャブのOHつまり分解して掃除の説明をします。

  ちなみにSRのキャブは1978年の発売から3度モデルチェンジしています。 初期型は強制開閉式(VMキャブと呼ばれています。)のミクニのVM32SS 1988年からは負圧式(CVキャブと呼ばれています。)のミクニBTS34 2001年から同じく負圧式のBSR33にモデルチェンジになりました。

  私もまだ勉強中で各キャブレターの特徴がよくわかっていませんが いろいろ調べると初期型のVMキャブはアクセルにダイレクトにエンジンが応えてくれるようなキャブ パワーに重点を置いたキャブ。 それに対しその後のCVキャブは、マイルドな走りやエンジンの掛けやすさなど 使いやすさに重点を置いたキャブらしいです。 ちなみにここから紹介するキャブのOHは1994年式なのでミクニBTS34です。

キャブのセッティングのページはこちら
キャブのフロートの油面調整

 

 作業手順






 キャブ取り外し

 キャブは下の画像の位置にあります。(ガソリンタンクのコックの裏付近) まず、アクセルワイヤーを2本外します。アクセルの戻し側のワイヤー(向かって左)のほうが外しやすいと思うのでそちらから外します。外し方は、ボルトでワイヤーが固定されているのでボルトを緩めれば外れます。

キャブ位置
ワイヤー位置
 
 
  次にガソリンタンクを外してもガソリンが漏れないようにコックがPRI以外になっていることを確認する。確認ができガソリンが漏れないことを確認したら、キャブの一番下にあるドレンホースのネジを緩ませ、キャブ内(正確に言うとフロートチャンバー内)のガソリンを抜きます。次にホース関係を外します。最後にエンジンとエアクリーナーの各接合部のネジを緩ませ、キャブを取り出します。



 

 キャブ分解(キャブ上部ダイヤフラム部)

 
 各部分にわけて分解の説明をします。 まず、キャブの上部です。ネジ4本を外しダイヤフラムカバーとケーブルホルダーを外します。    カバーを外した状態です。スプリングを外しその中にリングその奥にジェットニードルがあります。この順番を間違えるとキャブが正常に動かなくなるのでスプリング→リング→ジェットニードルを覚えておきましょう。
 
ダイヤフラムを外した時点の細かい部品です。   最後にパイロットエアジェットをマイナスドライバーで外します。これで上部の分解終了です。
 キャブ分解(キャブ下部フロートチャンバー部)

 
 キャブの下部のフロートチャンバーです。ネジ4本を外し、フロートチャンバーを外します。この部分は、ガソリンをためておく部分です。    カバーを外した状態です。まず、茶色のフロートという部分を外します。これは、キャブ内のガソリンの量を調整する部品です。
 
フロートを外すためにフロートピンを外します。外し方は、フロートピンを先のとがったもので叩いて外します。    各部品をドライバーを使い外します。バブルシートは、バブルシートを固定してあるスクリューを外しバブルシートをプライヤーなどの工具を使いはさんで少しずつゆらしたり回したりしながら外します。(傷が付かないようにバブルシートとプライヤーの間に何かかませたほうがいいと思います。)
 上の画像がフロート部にある部品です。 この部分が一番部品数が多いのでなくさないように気をつけましょう。(※メインジェットのついていた部分のメインノズルという部品も外れますが 外し方がわからなかったのでそのままにしました。)

 キャブ分解(キャブ横部ダイヤフラム部とチョーク部)

 
 この部分のネジを外す。    カバーを外した状態です。部品数は少ないです。
   
チョーク部分もボルトのように根元を回せば外れます。    

 キャブ洗浄&組み立て

 外部の汚れや大まかな汚れは、灯油で洗います。大まかな汚れが取れたら各ジェット類やキャブ本体のガソリンの通路などに市販されているキャブクリーナーを通し洗浄します。ここで注意すべき点は、パッキン、ガスケット部分(ゴムみたいな部品)などはキャブをOHする際、新しいものに変えるのがベストですが ない場合はキャブクリーナーが絶対かからないようにしましょう。 キャブクリーナーの成分は有機溶剤(シンナーの成分)でゴム(ガスケット部分)がふやけたり、種類によってはプラスチックなど溶かしてしまします。キャブクリーナーは金属部分だけに使用し、それ以外は灯油で洗うようにしましょう。(ガスケット類はバイク屋で購入するかヤマハのホームページで注文しましょう。) そして、組み立てる前にセッティングが必要な場合はきちんとキャブのセッティングをしましょう。

  組み立ては単純に分解の逆に組んでいくだけです。 誤組で多いのがキャブ上部のダイヤフラム ジェットニードル部分です。細かいポイントはまず上からカバー→スプリング→リング→ジェットニードル→ダイヤフラムです。 このリングの位置を間違えたり、カバーのスプリングがはまるところにきちんとはめないとガソリンが多く流れすぎたりして正常にエンジンが動かなくなります。

  これで終了です。 キャブのOHは、特に難しいところはありませんが 間違えたりするとエンジンにガソリンを正確な量を送り込む事ができなくなるので一つ一つの作業を正確に行いましょう。

  最後にキャブOH後 調子が悪くなった場合は、そのままにせずバイク屋さんに相談しましょう。

 

 費用
  必要パーツ   目安価格
   キャブクリーナー
  1000円前後
    目安合計    25000円〜30000円


作業内容
  難易度    4
  初心者目安作業時間  
  3〜4時間


難易度説明
  難易度   ※難易度は私の勝手な判断で決めております。
 1  
  ど素人でも数分でできます。
 2    ど素人でもがんばれば1時間ぐらいでできます。
 3     ど素人でも数時間掛ければまーできるとおもいます。
 4   難しいですが時間をかけてやってみればできると思います。
 5   かなり難しいです。バイク屋さんに任せたほうがいいかもしれません。







 今回の使用パーツ & オススメパーツ


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